こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!


「君は俺のせいで一生消えない障害を持ってしまった。

でも、それだけじゃ俺が責任を取る代償にはならないみたいだったから。


銃で撃たれたみたいだけど、
俺が責任を取ってもいい?」





まるで人が変わってしまったような先輩。

前はあんなに、笑顔で明るかったのに。


今は笑顔なのに、怖いとしか思えない。




「………………先輩?」




もしかして。



嫌な考えが浮かぶ。




「最近のヤクザたちは、先輩が雇っていたの……?」


< 341 / 394 >

この作品をシェア

pagetop