こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!
「ふふっ…。いいね。そうしたら、いつでも見つけられるね。絶対、忘れないと思う。
二人はかっこいいし人気者だし。ピッタリだね」
私がそう言って笑うと、二人も笑ってくれる。
「そしたらおまえ、ちゃんと戻ってこいよ!」
「芸能人かぁ。そんな簡単なもんかなぁ?でも、伊紅が戻ってくる目印になるなら、やってみたいなぁ」
「二人ならすぐ有名になれるよ!」
3人で円陣を組むように肩に手を置いて、それぞれと視線を合わせる。
「じゃあ、またいつか、絶対に会おうな!」
「「うん!」」
「「「約束!!」」」