3/1のラブパニック!?
悪魔 加奈side
「おっはよ~!」
テンションMAX中のあたし、南加奈(みなみ かな)
っていうのは嘘で。
…あたしの家には悪魔がいる。
実は血のつながっていない家族だったりして。
「か~なちゃん!」
「は~い!」
「なんかいいことあったの?」
「…秘密!」
って言ってるわりには、いいことないんだけど。
「ひど~あたし達の仲なのに~…あ。」
「?」
そういって林雪乃(はやし ゆきの)の視線をたどると…?
悪魔がいた。
「加奈。帰ろう?」
「やっ。」
今来たばっかりなのに…
「…。」
悪魔は冷たい目で睨んでくる。
仕方ないか。
「雪乃。…先生に休みって言っといて!あと、クラスのみんなには、今見たことは忘れてって。」
「?わかった。」
「行くぞ。」
「じゃあね~」
「うん!」
テンションは…-百パーセントってとこ。
「ねぇ。どうして帰るの?」
「…。」
「ねぇ!!」
「うるせぇな!!黙れよ!!」
やっぱり…殴ると思った。
「うっ。」
「もっと殴ってやろうか?」
「い、家で殴ればいいから学校(ここ)ではやめて!」
「わかった。」
「おい。何やってんだ?」
後ろから声が聞こえた。
でも、あたしは血だらけだから振り返れない。
「おい!」
肩をつかまれ抱きしめられる。
「お前!俺の女に手を出すな!」
は?なにいってんの?血はつながってなくてもお兄ちゃんじゃん?
「実(まこと)…!もう…帰ろう…?」
「あぁ…そうだな。」
これでいいんだ…これで。
テンションMAX中のあたし、南加奈(みなみ かな)
っていうのは嘘で。
…あたしの家には悪魔がいる。
実は血のつながっていない家族だったりして。
「か~なちゃん!」
「は~い!」
「なんかいいことあったの?」
「…秘密!」
って言ってるわりには、いいことないんだけど。
「ひど~あたし達の仲なのに~…あ。」
「?」
そういって林雪乃(はやし ゆきの)の視線をたどると…?
悪魔がいた。
「加奈。帰ろう?」
「やっ。」
今来たばっかりなのに…
「…。」
悪魔は冷たい目で睨んでくる。
仕方ないか。
「雪乃。…先生に休みって言っといて!あと、クラスのみんなには、今見たことは忘れてって。」
「?わかった。」
「行くぞ。」
「じゃあね~」
「うん!」
テンションは…-百パーセントってとこ。
「ねぇ。どうして帰るの?」
「…。」
「ねぇ!!」
「うるせぇな!!黙れよ!!」
やっぱり…殴ると思った。
「うっ。」
「もっと殴ってやろうか?」
「い、家で殴ればいいから学校(ここ)ではやめて!」
「わかった。」
「おい。何やってんだ?」
後ろから声が聞こえた。
でも、あたしは血だらけだから振り返れない。
「おい!」
肩をつかまれ抱きしめられる。
「お前!俺の女に手を出すな!」
は?なにいってんの?血はつながってなくてもお兄ちゃんじゃん?
「実(まこと)…!もう…帰ろう…?」
「あぁ…そうだな。」
これでいいんだ…これで。