ですあんさ〜『美波のその後編』
横島がバットを振り上げたその瞬間、私は二人の手を振りほどき、上へ飛んだ。

「な…っ??!」

そのまま佐栁の上に着地。一人倒した。

「待ちなさ…っ!」

とりあえず佐凪を踏み台にして横島の後ろへ着地。そしてそのままーーー。

「あ”っ!?」

後頭部に一発。横島はばたんと倒れた。
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