HOPE・RUA・FORTH 番外編
【初対面】
「あぁ、ドキドキするなぁ」
私の名前は『アリス』、今日でこの国の王『アルヴィン様』につかえる『神官』になるんです。
「どんな人だろ…、怖い人かな?それとも爽やか系王子かな?」
ドキドキしながら国王室に向かい、ドア前で止まりノックをした。
「…ッ!?入っていいよ」
おそるおそるドアを開け、アリスはすぐに王様の見た。
「…え」
そこにいたのは、まだ小さい子供だった。
「君が新しい神官だね?」
「あ、はい!今日であなた様につかえるアリスと言います」
「うん、よろしくね」
嘘でしょ…子供じゃん。
「あ、一様言っとくけど僕、君の歳上だからね」
「…え!?」
「あはは、そんな驚かなくても笑」
「え、あ、すいません!」
「とまぁ、さっそく君に頼みたい事があるんだがいいか?」
「はい!」
(;゚д゚)ゴクリ…
「冷凍庫からアイス持ってきて!」
アルヴィン様は、とても可愛らしい笑顔で頼んできました。
…可愛い。
「わかりま…えぇ!?」
「早く持ってきてよ〜」
アルヴィンは玉座に全体重を預けだらけている。
「わ、わかりました…あの、失礼だと思うんですが…、冷凍庫すぐ隣にありますよ」
玉座のすぐ近くに、どこにでもある普通冷蔵庫がある。
(違和感しかないんだけど)
「えぇー、ヤダよー、玉座から動きたくない」
「なっ…」
えぇーー╭(°A°`)╮
私はアルヴィン様のすぐ側にある冷蔵庫からアイスをとってアルヴィン様に渡したら、すごく喜んでくれました。
まだ心の整理がつきません。
「今日は顔を見せるだけですので明日からここで働かせてもらいます」
「おう!(もぐもぐ)」

この時の私はまだ、これ以上の衝撃を明日知ることになるなんて。

そして次の日、アルヴィン様が起きてきたのは昼過ぎで、王の仕事を言ったら「働きたくない」と一言だけ帰ってきた…。
そんなわけでアルヴィン様の分まで私がやる事になった。
どうなってんだこの王は\(^o^)/
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