ガーディアンズッ☆彡
「あ、姫ちゃ……」
あたしが顔を出すと、そこで待っててくれていたのか、ユキちゃんと他の男子メンバーたちの視線が一斉にこちらへ集中した。
そして、揃いに揃って動きを止める皆。
……ん? なに?
「みんな早いね、もう出てたんだ」
不思議に思いつつ、そう笑顔を向ける。
「「「「!!!」」」」
────と、
ユキちゃんがはぁぁぁ……と頭を抱えた。
さらに彼の隣に立つ恭也には、こちらがギョッとするほど思いっきり顔を背けられる。
柚くんは宝物でも見つけたように目をキラキラさせ、そんな柚くんの首根っこを捉えながら、律くんはなぜか顔を斜め右方向へ俯けた。
……なに?
なんかみんなおかしくない?