ガーディアンズッ☆彡


「これだな。えー……スターの譲渡はチーム内のみ可。ただし、学園側が容認していないチームでそのような行為を行った場合は判明次第、即退学処分とする、だそうだ」


チーム内?


「あたしたちで言ったら、ガーディアンの中だったらいくらでも受け渡し可能ってこと?」


「恐らくはな」



なるほどね。


つまり最悪の事態になった場合でも、

メンバー分の最低6スターあれば、あたしたちはぎりぎり全員が退学にならずにガーディアンとしてここにいられるという訳だ。


もっとも、そんな状況に陥るのは御免だけど。


想定の範囲内で、現在出来る対処法を頭に巡らせていると見兼ねたらしいユキちゃんがあたしを呼んだ。



「Seeing is believing.」


「え?」


「日本語ではなんて言うかわかるか?」


「……百聞は一見にしかず?」



なんでそんなことを、と思いながら怪訝に答えると、ユキちゃんは満足そうに顎を引いて頬杖をついた。

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