ガーディアンズッ☆彡


「よし、じゃあ行ってくる」


「行くってどこに」


「どこって、そりゃこの人のところ。あたしとの対談が条件なんでしょ?なら早いところ会ってくるよ。諸々時間ないし」



それに、このふたりに

『よくわからない』『ニガテだ』

なんて言わせる逸材には、あたしの方が会ってみたい。



「あ、日向はお留守番ね」

「……!!」


膝の上でうとうとしていた日向が飛び起きる。

お菓子を取られた子どもみたいにショックを受けた顔をするものだから、あたしは苦笑いでその頭を撫でた。



「ごめんね」



日向は連れていけない。


なにがあるかわからないから。



「ちょっと待て。まさかお前、一人で行く気かよ」


「え、そりゃそうでしょ。対談だもん」


「危ねぇだろうが。スター狩りのヤツらも片付いてないんだぞ」


「あのねぇ、恭也」



はあ、とわざとらしくため息をついて、涙目の日向を抱きながら立ち上がる。
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