ガーディアンズッ☆彡




ひそひそと聞こえてくる生徒たちの会話。


不躾に向けられる羨望や嫉妬の眼差し。


そういうものに慣れるのは、少し変な気分ではあるけれど、立場上、いちいち気にしてはいられない。


それに最近では、ガーディアンがいる場での派手な戦闘は起こらなくなった。


とくに、ガーディアン祭を目前にしたこの時期は誰もが命を失うのを恐れるんだ。


いざという時のために、一つでも多く確保しておきたいんだろう。


全校を見ても、一ヶ月前とは明らかに戦闘の数が少なくなってるし。


スターの奪い合いには、少なからず自分もスターを失う可能性が出てくるわけだし、妥当な判断だよね。


あたしたちにとっては、仕事が減ってありがたい限りだけど。
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