ガーディアンズッ☆彡


「まぁ、とにもかくにも連れ戻さねぇことにはな」



恭ちゃんの言葉に、みんなが揃って顎を引く。


そのとき日向がユキちゃんの制服の裾をクイッと引っ張った。



「ん? どうした日向」



しゃがみこんで目線を合わせながら優しく尋ねたユキちゃんに、日向は少し言い淀みながら、それでもハッキリした口調で口を開いた。



「ぼく……カノカいるとこ、わかる」


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