ガーディアンズッ☆彡
「柚くん」
「うん?」
「楽しもうね、学園生活」
いつかも宣言した言葉を投げかける。
柚くんは数拍間を置いてから、ふわりと笑って返した。
「僕たちはカノちゃんが笑顔でいてくれるのがいちばん嬉しいから」
「……うん、ありがとう」
今ごろ、他のみんなもバトル開始の合図を待ちわびているはずだ。
初代ガーディアン────
あたしたちの伝説はここからはじまる。
「本当の天才を見せてあげる……!」