ガーディアンズッ☆彡


「こえ、しゅき……!」



きらきらと目を輝かせて、もう一度アップルパイを口に運ぶと幸せそうに顔を綻ばせる日向。


可愛いなぁ……もう。


年相応の子どもらしく愛らしい一面を見て、ほっこりと胸が温かくなるのを感じた。



「ところでさっきこんなん見つけたんだけどさあ……」



ふと思い出したように、柚くんが手元にあったマニュアルのあるページを開いてテーブルの中心に置いた。



「ん? なになに?」



日向を除いたメンバーがのぞき込む。


そこにはガーディアンメンバーの顔写真と、簡単な履歴書のようなものが載っていた。


けれど、それよりも名前の横に書かれた英文字にあたしは眉をひそめる。
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