ガーディアンズッ☆彡


あとでなっちゃんに聞くリストを頭のなかで作成していると、ユキちゃんが場をまとめるように立ち上がって、あたしに手を差しだしてきた。



「これから三年間の付き合いだからな。仲良くやろう、姫ちゃん」


「うん!」



優しく微笑んでくれたユキちゃんと握手を交わしていると、今度は柚くんが満面の笑みで抱きついてきた。



「嬉しいなあ、カノちゃんとこれからずーっと一緒にいられるなんて! 僕とも仲良くしてね」


「もちろんだよ、柚くん!」



天使の微笑みのような笑顔に癒されていると、恭也とバチッと目が合った。


身構えるあたしに恭也は不敵な笑みを浮かばせて、



「俺の足を引っ張んなよ、ちんちくりん」



相変わらずどこまでも上からな態度にカチンときながらも負けじと言い返す。



「誰があんたの足なんか引っ張るのよ。恭也こそ突っ走って空回りしないでよね!」


「言うじゃねぇか、上等だ」



まだなにか言おうとする恭也をスルーして、あたしは隣の律くんに微笑んだ。

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