孤独少女~Kiss Me~
「えー。教師陣で人気ナンバーワンの人気を誇るのは、この相田先生。しかし、生徒の中で1番人気の福山陸は、今日より私の彼氏となりました。卒業したからて、狙うヤツは狙うやろ。せやけど、それは私が許さへんからな。な?陸!」



「はい!;;梢さん、一筋です;;」



「……どーゆーこっちゃー!!;;」



確かに梢は、あのラブラブだった未来君とは別れた。

住む世界が違う為か、未来君の両親から猛反対を受けて別れたよ?



「こんなんでえーの?」



「お前な。まだ恨んでんのか!」



「当たり前やんけ!私があの時、どれだけ怖かったかわからんやろ!梢も見てたやろ!」



「見てても、何や可哀想で可哀想で。私が守ってやらな、陸は弱虫ウジ虫やから」



「う゛っ……;;」



クラスメイトが唖然としてる中、私たちの話は進む。



「これから、陸を貶せるのは私だけや」



「貶すところ多々あるやん」



「愛李まで……;;」



胸を押さえ、落ち込む陸。

そんな陸の背中を叩き、「背筋を伸ばせ」と言う梢。



「無理や……痛い;;」



哀れみの視線が陸に飛んでる。



「情けない!ただのコブタやで?」



「私のせいにすな!」



…どうしたら、私の責任になんの?
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