プリズム!
夏樹が荷物を玄関口まで運んで行くと、丁度雅耶と長瀬が階段を降りて来た。
「本棚もあの子ども部屋で良いんだよな?あと大きい物は、ベッドを運んで組み立てれば終わり?」
「あ、うん。ありがと。とりあえず部屋にさえ運んでもらえれば組み立ては自分でも出来るから大丈夫だよ」
「何だよ、それ位やってくって。なぁ?長瀬?」
「そ。折角の男手なんだから頼ってよねー。まだ、待ち合わせまでは時間あるし、全然大丈夫よ」
長瀬はこの後、愛美と会う約束をしているのだそうだ。
夏樹は笑顔を見せると、
「ありがと。じゃあ、お願いしちゃおうかな」
そう言って、荷物を抱えて二階へと上がって行った。
そんな夏樹を見送って。雅耶は不意に思った事を口にした。
「お前、毎日のようにデートしてないか?凄いな」
靴を履きながらも感心したように言うと。
「あら、これ位普通ですよ?俺達はね、お互いを知る所から始めてるの。『まずはお友達から』…で始まったんだから、とにかく会って、沢山遊んで、まずは一緒に過ごす時間が必要なのよ。分かるかな?雅耶クン」
長瀬が力説しながらも、同様に靴を履いて外へ出る。
「まぁね。お前がリア充なのは、親友の俺としても嬉しい限りですよ」
「まぁ…お互い様ですな♪」
二人は笑いながら車まで行くと、再びベッドの部品などを抱えて家の中へと運び入れる作業に移った。
「本棚もあの子ども部屋で良いんだよな?あと大きい物は、ベッドを運んで組み立てれば終わり?」
「あ、うん。ありがと。とりあえず部屋にさえ運んでもらえれば組み立ては自分でも出来るから大丈夫だよ」
「何だよ、それ位やってくって。なぁ?長瀬?」
「そ。折角の男手なんだから頼ってよねー。まだ、待ち合わせまでは時間あるし、全然大丈夫よ」
長瀬はこの後、愛美と会う約束をしているのだそうだ。
夏樹は笑顔を見せると、
「ありがと。じゃあ、お願いしちゃおうかな」
そう言って、荷物を抱えて二階へと上がって行った。
そんな夏樹を見送って。雅耶は不意に思った事を口にした。
「お前、毎日のようにデートしてないか?凄いな」
靴を履きながらも感心したように言うと。
「あら、これ位普通ですよ?俺達はね、お互いを知る所から始めてるの。『まずはお友達から』…で始まったんだから、とにかく会って、沢山遊んで、まずは一緒に過ごす時間が必要なのよ。分かるかな?雅耶クン」
長瀬が力説しながらも、同様に靴を履いて外へ出る。
「まぁね。お前がリア充なのは、親友の俺としても嬉しい限りですよ」
「まぁ…お互い様ですな♪」
二人は笑いながら車まで行くと、再びベッドの部品などを抱えて家の中へと運び入れる作業に移った。