プリズム!
二人して途中下車してしまったので、再び続いて入って来た電車に飛び乗ると一緒に学校へと向かった。
いざ、学校へ行ってみると、愛美の席は割と自分の席と近い所にあり、自分の記憶力の無さに思わず心の中で苦笑してしまう夏樹だった。
朝の痴漢撃退をきっかけに仲良くなった夏樹と愛美は、休み時間も一緒に過ごすようになり、愛美と仲良くなったことで他のクラスメイト達も話し掛けやすくなったのか、夏樹に声を掛けて来るようになり、少しずつクラスメイトの中にも馴染んでいくのだった。
そして、昼休み。
夏樹は愛美を含めた数人の友人達と食堂へ向かっていた。
成桜女学園は成蘭高校と同じ学校法人が経営する、いわゆる姉妹校である。
その為か、施設の充実さや校風が成蘭高校と似通った所が幾つもあった。
夏樹としては、お気に入りだった成蘭の学食と同等の充実さを備えている成桜の学食に心から感謝をしていた。
(今までと同じように、学校でしっかりご飯食べられるのは、本当ありがたいよな…)
独り暮らしの身なので、この一食は大きいのだ。
成蘭の友人達とわいわいやってた楽しい時間を思い出してしまうと、少し辛いけれど。
(今頃、雅耶達も食堂へ行ってる頃なのかな…)
そんなことを考えながら、友人達と同じテーブル席に着いた時だった。
いざ、学校へ行ってみると、愛美の席は割と自分の席と近い所にあり、自分の記憶力の無さに思わず心の中で苦笑してしまう夏樹だった。
朝の痴漢撃退をきっかけに仲良くなった夏樹と愛美は、休み時間も一緒に過ごすようになり、愛美と仲良くなったことで他のクラスメイト達も話し掛けやすくなったのか、夏樹に声を掛けて来るようになり、少しずつクラスメイトの中にも馴染んでいくのだった。
そして、昼休み。
夏樹は愛美を含めた数人の友人達と食堂へ向かっていた。
成桜女学園は成蘭高校と同じ学校法人が経営する、いわゆる姉妹校である。
その為か、施設の充実さや校風が成蘭高校と似通った所が幾つもあった。
夏樹としては、お気に入りだった成蘭の学食と同等の充実さを備えている成桜の学食に心から感謝をしていた。
(今までと同じように、学校でしっかりご飯食べられるのは、本当ありがたいよな…)
独り暮らしの身なので、この一食は大きいのだ。
成蘭の友人達とわいわいやってた楽しい時間を思い出してしまうと、少し辛いけれど。
(今頃、雅耶達も食堂へ行ってる頃なのかな…)
そんなことを考えながら、友人達と同じテーブル席に着いた時だった。