プリズム!
「そういえば『雅耶が好きなもの』と言えばさー…」
「…ん?」
その不思議な言い回しに、雅耶が後ろにいる長瀬を振り返った。
「昨日、帰りに夏樹ちゃんに会ったんだよね」
「えっ!?」
そこで思わぬ名前が出てきて、雅耶は大きく反応した。
その反応の大きさに長瀬は満足気に微笑むと、ワザと煽るように言葉を続けた。
「夏樹ちゃん、超!可愛かったよォー。女子校の制服姿、初めて見ちゃった♪」
「ど…何処で会ったんだよっ」
動揺して足を止めている雅耶の横を、長瀬はワザと素知らぬ顔をして通り抜けて言った。
「帰りの電車で偶然一緒になったんだよーん♪」
ニヤリと笑う長瀬に、雅耶は溜息を吐いた。
「ズルいなー。俺、まだ夏樹の制服姿、見てないのに…」
「ええーっ?マジかっ?!」
本気で肩を落としている雅耶に、流石に可哀想になった長瀬は優しく声を掛けた。
「何でよ?会う約束すればいいじゃん?部活あったってバイト先に顔出せば会えるんじゃないの?」
「…ん?」
その不思議な言い回しに、雅耶が後ろにいる長瀬を振り返った。
「昨日、帰りに夏樹ちゃんに会ったんだよね」
「えっ!?」
そこで思わぬ名前が出てきて、雅耶は大きく反応した。
その反応の大きさに長瀬は満足気に微笑むと、ワザと煽るように言葉を続けた。
「夏樹ちゃん、超!可愛かったよォー。女子校の制服姿、初めて見ちゃった♪」
「ど…何処で会ったんだよっ」
動揺して足を止めている雅耶の横を、長瀬はワザと素知らぬ顔をして通り抜けて言った。
「帰りの電車で偶然一緒になったんだよーん♪」
ニヤリと笑う長瀬に、雅耶は溜息を吐いた。
「ズルいなー。俺、まだ夏樹の制服姿、見てないのに…」
「ええーっ?マジかっ?!」
本気で肩を落としている雅耶に、流石に可哀想になった長瀬は優しく声を掛けた。
「何でよ?会う約束すればいいじゃん?部活あったってバイト先に顔出せば会えるんじゃないの?」