プリズム!
すると、雅耶に気付いた直純がカウンター越しに声を掛けてきた。
「おっ?雅耶じゃないか!いらっしゃい」
「ども。こんばんはっ」
雅耶は軽く一礼すると、カウンター席へと自ら歩いて行く。
その間に夏樹は奥のテーブル席から声を掛けられ、返事をするとすぐにそちらへ向かった。
「今、部活の帰りか?結構遅くまで練習やってるんだなー」
「いえ…部活もあるんですけど、実は別の仕事で残ってて、こんな時間になっちゃったんですよ」
若干疲れ果てた様子で、雅耶は苦笑を浮かべた。
「まだ、稽古やってる方が断然気が楽ですよ」
そう、雅耶が笑った時…。
「あれっ?…もしかして…、久賀くん?」
ずっと、直純と話しているのを横で眺めていた薫が雅耶に向き直って言った。
「…えっ?はい。…って…あれ?もしかして、薫先輩?」
「そうだよーっ。ウソーっ!超久し振りだねーっ」
薫は嬉しそうに手を合わせると、カウンター前に立ち尽している雅耶に「こっちに座りなさいよ」…と、自分の隣の席を指差した。
雅耶は深く考えず、即されるままに薫の隣に座ると。
「ホント、久し振りッスね。中学の卒業以来ッスか?」
と、懐かしい人物との再会に、話しを弾ませていた。
「おっ?雅耶じゃないか!いらっしゃい」
「ども。こんばんはっ」
雅耶は軽く一礼すると、カウンター席へと自ら歩いて行く。
その間に夏樹は奥のテーブル席から声を掛けられ、返事をするとすぐにそちらへ向かった。
「今、部活の帰りか?結構遅くまで練習やってるんだなー」
「いえ…部活もあるんですけど、実は別の仕事で残ってて、こんな時間になっちゃったんですよ」
若干疲れ果てた様子で、雅耶は苦笑を浮かべた。
「まだ、稽古やってる方が断然気が楽ですよ」
そう、雅耶が笑った時…。
「あれっ?…もしかして…、久賀くん?」
ずっと、直純と話しているのを横で眺めていた薫が雅耶に向き直って言った。
「…えっ?はい。…って…あれ?もしかして、薫先輩?」
「そうだよーっ。ウソーっ!超久し振りだねーっ」
薫は嬉しそうに手を合わせると、カウンター前に立ち尽している雅耶に「こっちに座りなさいよ」…と、自分の隣の席を指差した。
雅耶は深く考えず、即されるままに薫の隣に座ると。
「ホント、久し振りッスね。中学の卒業以来ッスか?」
と、懐かしい人物との再会に、話しを弾ませていた。