プリズム!
「えー、じゃあ夏樹の幼馴染みくんは合同イベントの係になっちゃったんだ?」
「そう言えば、今日両校の顔合わせがあるって言ってたもんね?これから始まるってことかぁ」
「早くお仕事が終わって雅耶くんと合流出来ると良いね」
一緒に回ることが出来なくなったことを話すと、悠里と桜と愛美がそれぞれ残念そうに口を開いた。
だが、若干テンションが下がってしまった四人を前に、長瀬が明るく盛り上げてくる。
「雅耶が一緒に行けなくなっちゃったのは残念だけど、俺に任せておけば大丈夫っ!ちゃーんと案内するから、どこでも行きたいとこ言ってよ♪」
自分の胸をドンッっと拳で叩きながら、アピールしている。
そんな長瀬のひょうきんな様子に、皆の笑いが起こった。
「それじゃあねー、まずはー…」
皆が気持ちを切り替えて、プログラムを片手にゆっくりと移動を始めたその時だった。
「あれーっ?久賀くんじゃないっ」
「え…?薫先輩…?」
夏樹が何気なく後ろを振り返ると、向こうで雅耶が成桜の制服を着た薫と話しているのが見えた。
薫の後ろには、やはり成桜の制服を着た数人の生徒達が見える。
「そう言えば、今日両校の顔合わせがあるって言ってたもんね?これから始まるってことかぁ」
「早くお仕事が終わって雅耶くんと合流出来ると良いね」
一緒に回ることが出来なくなったことを話すと、悠里と桜と愛美がそれぞれ残念そうに口を開いた。
だが、若干テンションが下がってしまった四人を前に、長瀬が明るく盛り上げてくる。
「雅耶が一緒に行けなくなっちゃったのは残念だけど、俺に任せておけば大丈夫っ!ちゃーんと案内するから、どこでも行きたいとこ言ってよ♪」
自分の胸をドンッっと拳で叩きながら、アピールしている。
そんな長瀬のひょうきんな様子に、皆の笑いが起こった。
「それじゃあねー、まずはー…」
皆が気持ちを切り替えて、プログラムを片手にゆっくりと移動を始めたその時だった。
「あれーっ?久賀くんじゃないっ」
「え…?薫先輩…?」
夏樹が何気なく後ろを振り返ると、向こうで雅耶が成桜の制服を着た薫と話しているのが見えた。
薫の後ろには、やはり成桜の制服を着た数人の生徒達が見える。