プリズム!
「えっ?薫先輩が成桜の生徒会長なんスかっ?超びっくりなんだけどっ」
「あら、こないだ言ってなかったっけ?でも、久賀くんが成蘭の実行委員だったなんて超ラッキーだなー。これから、色々よろしくねっ」
「あ、ハイ。こちらこそ。えーと…それじゃあ皆さん、ご案内しますのでこちらへどうぞ」
そうして、雅耶が皆を入口へと案内している。
(そうか…。合同イベントの打ち合わせって言ったら、生徒会の早乙女さん達が来るのは当然だよな…)
思わず足を止めて振り返っていた夏樹に気付いた愛美が「どうしたの?」と、声を掛けて来る。
「ううん…何でもない」
夏樹は気持ちを振り切るように前を向くと、皆が待つ場所へと駆けて行った。
それから一時間程は五人で色々と見て回っていたが、途中で長瀬は部活の方で仕事があるからと抜けて行った。
その後、悠里と桜も朝話していた通り吹奏楽部の先輩に会いに行く為別行動となり、結局夏樹と愛美の二人だけになってしまった。
だが、もともと気の合う二人なので、穏やかに色々見て回っては会話を楽しんでいた。
「結構、見て回ったよねー」
「うん。少し休憩しようか?」
「そうだね。ちょっと疲れちゃったかも…。どこか座れる所ってないのかな?」
「ああ。それなら、さっき…」
夏樹は、思い当たる場所があって愛美をそこへ案内した。
「あら、こないだ言ってなかったっけ?でも、久賀くんが成蘭の実行委員だったなんて超ラッキーだなー。これから、色々よろしくねっ」
「あ、ハイ。こちらこそ。えーと…それじゃあ皆さん、ご案内しますのでこちらへどうぞ」
そうして、雅耶が皆を入口へと案内している。
(そうか…。合同イベントの打ち合わせって言ったら、生徒会の早乙女さん達が来るのは当然だよな…)
思わず足を止めて振り返っていた夏樹に気付いた愛美が「どうしたの?」と、声を掛けて来る。
「ううん…何でもない」
夏樹は気持ちを振り切るように前を向くと、皆が待つ場所へと駆けて行った。
それから一時間程は五人で色々と見て回っていたが、途中で長瀬は部活の方で仕事があるからと抜けて行った。
その後、悠里と桜も朝話していた通り吹奏楽部の先輩に会いに行く為別行動となり、結局夏樹と愛美の二人だけになってしまった。
だが、もともと気の合う二人なので、穏やかに色々見て回っては会話を楽しんでいた。
「結構、見て回ったよねー」
「うん。少し休憩しようか?」
「そうだね。ちょっと疲れちゃったかも…。どこか座れる所ってないのかな?」
「ああ。それなら、さっき…」
夏樹は、思い当たる場所があって愛美をそこへ案内した。