どうしょうもないくらいキミが好き
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グラウンドに着くと
あかり先輩が「おはよ!」と笑顔で挨拶してくれた
部活の時くらい忘れよう・・・
私は頭を切り替えて
「おはようございます!」
と笑顔で挨拶した。
「今日、相手東京の男子校だって。
ちょーチャラい人いっぱい居るー」
人見知りが激しい先輩は
顔を歪めていた。
「え!そうなんですか?」
男子校かぁ・・・こわいなー
「風恋ちゃん可愛いんだから気をつけてね!」
「え!?いやいやいや笑
先輩こそ気をつけてくださいね!?」
先輩はいつも可愛いねって言ってくれる
私なんかより先輩のほうが全然可愛いのにー・・・
「集合するぞー!」
「「集合ー!」」
キャプテンの掛け声で部員が監督の前に集まった
「先輩、準備始めましょ!」
私たちはボトル、ジャグ(スポドリ)の準備に取り掛かった