どうしょうもないくらいキミが好き

ʚごめんɞ



私は誠也に今あったことをすべて話した。


優しい誠也なら、
許してくれるって。慰めてくれるって。
どこかで思ってた

でも帰ってきた答えは
余りに辛いものでーーー。


「ごめっんーーっぐすっ」

『は・・・?
まって?笑 嘘だろ?』

「・・・ほんと」

『まって、ごめん引いた』

「えっ・・・」

『おれさ、汚れてない子すきなんだよね。』



頭が真っ白になった


「わ、かれるってこと?」

『んーまぁ』

「まって、やだ、別れたくない!!!」

『んーじゃあさ付き合い続けててもいいけど、
おれ、お前にもう好きとか言わないからな』

「えっ・・・」

でも、でも別れるくらいなら・・・っ

「それでもいいっ!!!!」

『あっそ
じゃーそーゆーことで』


ーーーーブチ



走って家に帰って
部屋に閉じこもった


涙がもっと止まらなって。


私はそのまま泣きつかれて寝てしまった
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