いのりの日記
体育館に向かっている途中、先生が新入生のスカートの長さをチェックしていた。

私は1つ折っているが注意はされなかった。

入学式はさらっと終わった。

その後、集合写真を撮りに校庭へ出ていった。

「ねぇ、いのりって中学のころ何か部活やってた?」
と華が聞いてきた。

「吹奏楽だよ。華は何かやってた?」

「私はバスケやってたよ。」
と華は答えた。

「すごいね‼」
私は素直にそう思った。

その後集合写真を撮った。

太陽がキラキラと輝いて眩しかった。
そのせいで私の顔は半目になってしまった。

だが、彼はかっこよく写っていた。

その頃私はまだ彼への思いに気づいてなく、眼鏡でかっこいいなーぐらいにしか思っていなかった。

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