君はオオカミくん
結局授業に集中なんてできなかった私は昼休みに時田くんを探しに行った。もちろん彼が行く場所なんて分からないけど校舎にはいるだろう…
とりあえず手当たり次第に探す
そして最後にたどり着いたのは図書室
いやいや、時田くん本とか読むのかな
どっちかっていうと人に囲まれてるイメージ…特に可愛い女の子たちに
「い、いないよねー…時田くーん」
そろーっと図書室を除く
「……なに」
「いた……」