君はオオカミくん

潔く謝る私
他にアイディアがないかと考えていると隣で時田くんがクスクス笑いだした。怖い……

「……どうしたの?」

「じゃあさ、僕に一ついい考えがあるんだよね♪」

「え、なになにー?」

するといきなり顔を近付けきたため、思わずドキっとする。そしてそのまま耳に近付き…

「…………////」

「後ろ見てごらん?」

彼の言うとおりに後ろを振り返ると一人の男の子がこっちを真剣そうに見ていた。

「彼、多分だけど理花ちゃんのことが好きなんじゃない?面白そうだし誘ってみない?」

理花のことを好きな男子…理花は気付いてないだろうけど。でも一人足りないのは今現在の問題ではあるので勇気を振り絞って声を掛けてみることにした

頑張れ私!初めて話すけど頑張れ!
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