君はオオカミくん

声がしたほうを向けば、さっきまで教室前の廊下で女の子たちに囲まれていた時田くん。

「そんな大きい声で、僕が気付かないと思う?それより僕がガキっていうことに不満があるなぁ」

「いひゃ……いひゃい、よ」

レディに向かって頬をつねる時田くん
必死で抵抗する私
その二人をみて苦笑する理花…

朝からお騒がせしてごめんなさい。

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