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どこかから聴こえるその調べは ゆっくりとゆっくりと 私をその場所へと誘う。 導かれるべき何か、がそこにあるのか それとも そこにある何か、に導かれるのか それはもうどうでもいい事。 理由なんていらない。 ただ目を閉じ 体を預け耳を傾ける。 ほら、今日もあの場所から 聴こえる。 美しくも儚いピアノの音色が。 ざわざわとした胸騒ぎを感じさせつつも 凛としたピアノの音色が頭に響く様な 錯覚に陥ります。 美しさと儚さは紙一重。 読み終えた後、そんな感想を持ちました。 先ずは一読を、是非。