異世界で冒険商人
第三章
01「南のダンジョンと第一の試練」

〈太陽〉ここが、南のダンジョンか
〈太陽〉メイ情報で「ち のダンジョン」らしいけど。
〈明〉どの「ち」何でしょうか
血、地、値、恥、治、知・・・
〈太陽〉少なくとも「血」では無いことを祈りたいよね

〈???〉汝、「ち」を求めるか。
〈太陽、メイ〉どこだ(ですか)?

〈???〉求めるならば我が試練に応えよ。

〈???〉問「ある種族は長年の差別にあっていた、その種は、二つに求め、別れた。
一つは憎しみを。もう一つは差別者との寵愛を。
憎しみのものは快楽と引き換えに哀に餓え。
寵愛のものは愛と引き換えに力を失った。
汝が望む未来はどちらだ。

〈メイ〉私は寵愛を望む、何故なら哀を失うのは私にとって死よりも怖いから。

〈太陽〉俺は憎しみを望む。力を失い何も出来ない、哀を捨てても力があれば守ることが出来るから。

〈???〉汝ののぞむ未来を与えよう
亜人には精霊の加護を。
人間には憎しみの力を授けよう。

〈???〉この先、長く辛い道になるだろう。だが忘れないで欲しい。
知をえて、汝の意思を固く持てばどんな道でも光を灯すだろう。
汝の未来が幸福に満ちることを願って。


メイ
精霊の加護〈全属性魔力の威力上昇×1.5〉
精霊召喚〈精霊や使役獣を呼び出し操作する〉以下ステータス変動無し。

太陽
狂喜の指輪〈戦闘時全ての能力を2倍する
望む形の武器が得られる但し構造を理解しないものは作成できない、また全魔力の3/1を使う〉以下ステータス変動無し。

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さぁダンジョン攻略が始まりました。
次かその次にまた奴隷が増えます。

さて、お待たせして申し訳ありません。
機種変や夏期講習で時間がありませんでした。
まぁ言い訳に聞こえるかもしれませんが。
今後ともよろしくおねがいします。
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