愛言葉ｰ溺愛ｰ

叶夢から説明を受けていると、春叶が料理を終えたようで、祭莉と叶夢の方を向く。



｢祭莉ちゃん、カナ、出来たから運ぶの手伝ってくれる？｣



｢わかりました！｣



｢ん？流石ハル。はやいね。後は俺と祭莉ちゃんに任せてハルは少し休んでて？｣


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重たい瞳を開けると視界に入る見たこともない天井。



｢そう、だった⋯⋯｣



昨日引っ越してきて、ご飯を食べたあとに部屋に案内されてそのまま寝てしまったことを思い出す。



まだ目覚めていな眠そうな目を時計に向けると[AM.10.00]と表記されていた。