愛言葉ー溺愛ー

そう言って部屋に入ってきたのは執事のシグレ。その後ろから入ってきたのは⋯




「彩芭くんっ!?それにみなさんも⋯!」


驚く一同。そんな中、驚かず、高らかに笑うラファリエート。


「やぁ!よく来たね。彼らは私が呼んだのだよ!」


「ふふ。お久しぶりです。ラファリエート様もお元気そうで。」


「こんにちは。ご無沙汰してます。」


「こんにちは!ラファリエート様!祭莉たちもっ!」


「ちっ⋯⋯⋯」


穏やかな笑みを浮かべ、会釈をする刹那と玲。その隣で、彩芭がにこーっと可愛く笑う。後ろにはちょっと不機嫌そうな顔をした祐がいた。

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