愛言葉ー溺愛ー


「お母さんのことは許せない。けれどそれは彩芭君たちのせいじゃないから彩芭くんたちが背負うことなんてないです。だから⋯だからまた、私と一緒に遊んでくれますか?」


「ああ。」


「はい。」


「勿論!」

「⋯少しなら。」

笑顔で答える彩芭達は昔と変わらなかった。太陽のようなキラキラの笑顔。


一つのわだかまりが消えて気持ちがすっと軽くなった。これからもっと仲良くなれる。信じ合える。そんな気がした。

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