愛言葉ー溺愛ー
笑って返す。すると朔弥が頬を赤くしてるのを誤魔化ように喋る。



「眠いから寝る⋯後で起こして⋯⋯」


照れ隠しだったはずがその気になってしまったのか本当にソファで眠ってしまった。


「そっか。どうする?これからも学校いく⋯?絶対行かなきゃいけないって言うわけでもないからね。それに家でも教えてあげられるし⋯」


叶夢が少し困ったように眉を下げて問う。


「えっと、たまになら⋯いいですか?ちゃんと学校でみなさんの授業聞きたいです。」



ニコッと笑う祭莉をみて、赤くなった顔を隠すために口付近を手で覆い隠す叶夢。
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