愛言葉ー溺愛ー
「ちょっと叶夢、ややこしくなるでしょ。⋯だから、僕ら以外の沢山の吸血鬼があんたに寄ってくるってこと。」
何処から聞いていたのか階段から降りてきた汐遠が簡単に説明する。そして、キッチンに行った。紅茶を淹れているようだ。
「あ、成程。そういうことですか⋯」
幾夢や叶夢、祭莉の分まで紅茶を作ってくれたようで、お盆に乗せて持ってきた。
「ん。どーぞ。」
「あ、ありがとう⋯ございます。」
置かれた紅茶を数秒眺め汐遠に向き直り礼を言う。
「汐遠、よく喋るようになったよな〜!」
「はあっ!?んなわけないでしょ。変わんないよ。」
汐遠が照れくさそうにプイっとそっぽを向いてしまった。それもちょっと可愛いと思ってしまう。
「それで、あの私、唯芽咲に行かない方がいいのでしょうか・・・。みなさんに迷惑をかけるくらいなら・・・。」
何処から聞いていたのか階段から降りてきた汐遠が簡単に説明する。そして、キッチンに行った。紅茶を淹れているようだ。
「あ、成程。そういうことですか⋯」
幾夢や叶夢、祭莉の分まで紅茶を作ってくれたようで、お盆に乗せて持ってきた。
「ん。どーぞ。」
「あ、ありがとう⋯ございます。」
置かれた紅茶を数秒眺め汐遠に向き直り礼を言う。
「汐遠、よく喋るようになったよな〜!」
「はあっ!?んなわけないでしょ。変わんないよ。」
汐遠が照れくさそうにプイっとそっぽを向いてしまった。それもちょっと可愛いと思ってしまう。
「それで、あの私、唯芽咲に行かない方がいいのでしょうか・・・。みなさんに迷惑をかけるくらいなら・・・。」