愛言葉ー溺愛ー
人を怒れない性格の祭莉はどうすることもできず、1人で悶えた。でも、皆がこうして近くにいてくれるのは、心配してくれてる証だった。
****
「⋯て、⋯起き⋯⋯⋯起きて」
う~ん。とゆっくり目を開けると、汐遠がこちらを見てる。
「あ、起きた。ご飯だよ。早く降りてきて。」
「もう、少し⋯⋯」
そう言って毛布にくるまる。
「ちょっ!⋯⋯えっ、はぁ!?ちょっ、起きてよっ」
「⋯⋯⋯」
よほど眠かったのか、すやすやと規則正しい寝息を立てて眠る祭莉。
「叶夢を呼ぶか⋯はぁ。」
ちゅっというリップ音と共に頬に甘い口付けをされ、扉の閉まる音がした。
「無防備⋯」
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「⋯て、⋯起き⋯⋯⋯起きて」
う~ん。とゆっくり目を開けると、汐遠がこちらを見てる。
「あ、起きた。ご飯だよ。早く降りてきて。」
「もう、少し⋯⋯」
そう言って毛布にくるまる。
「ちょっ!⋯⋯えっ、はぁ!?ちょっ、起きてよっ」
「⋯⋯⋯」
よほど眠かったのか、すやすやと規則正しい寝息を立てて眠る祭莉。
「叶夢を呼ぶか⋯はぁ。」
ちゅっというリップ音と共に頬に甘い口付けをされ、扉の閉まる音がした。
「無防備⋯」