愛言葉ー溺愛ー
「それから⋯雨希くん。そっちこそ、その子は?」



さっきから白い髪のかっこいい人の後ろに隠れている女の子。祭莉も少し気になっていた。


「あ、そうですね。⋯自己紹介できますか⋯?」


すると、可愛い女の子が雨希の隣へ来てペコッとお辞儀をする。


「せ、瀬々座天鈴(セゼサアマリ)です⋯っ」


そういった後また、さっと隠れてしまった。すると、天鈴とよく似た男性がはぁ、とため息をついた。


「すいません、こいつ俺の双子の妹なんですけど、人とあまり関わったことなくて⋯」


「ふふ。そうなんだ。俺は隼瀬叶夢。よろしくね?じゃあ俺は奥にいるから、何かあったら呼んでね。」

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