愛言葉ー溺愛ー
そう優しく言って寝ている間にかいた額の汗を拭いてくれる叶夢


「そーそー。りんは可愛く大人しくしてればいーの。」


幾夢も励ます様に優しく言ってくれる。


「⋯はーい。他の人はうつるかもしれないから出ようねー?」


そう言いながら春叶が氷嚢を持ってきてベッド付近の棚に置く。


「へいへい。」


「はーい。じゃ、祭莉ちゃん早く良くなってね?」


ばいばい、と手を振って出ていく叶夢と、まだ居たいのにと、頬を膨らませながら出ていく幾夢を見送る。


「はい。祭莉ちゃんは早くお粥を食べてゆっくり休もうねー?」


春叶からお粥を受け取り、ゆっくりと食べる。
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