愛言葉ー溺愛ー
「美味しい⋯」


「そう?よかった⋯じゃ、俺も学校行くから、ちゃんと食べて薬飲んで寝とくんだよ?あ、氷嚢使ってね。」


「⋯はい。いってらっしゃい」


春叶を見送りベッドに潜る。


「大丈夫⋯!寂しくなんかないから⋯⋯」


自分にそう言い聞かせる。自然と涙がこぼれていたことなんて知らずに眠りについた。


****


「ん⋯」


額にかかる重たく冷たい感覚に目を覚ます。


「あ、起こしちゃった?」

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