愛言葉ー溺愛ー
「ふん。大袈裟すぎ⋯」
褒められて恥ずかしくなったのか、ぷいっとそっぽを向いてしまった。
そうこうしているうちにバスが来た。バスに乗り込むとふわっと涼しげな風を感じた。
「涼しい⋯」
ひんやりとした車内はとても居心地が良かった。
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乗り継ぎなどをして約一時間、やっと街の中心である図書館へと着いた。
ドーム型になっていてレンガ造りだった。1階はとても大きなガラスがはめ込まれ、二階にはステンドグラスがありキラキラと輝いていた。