宇宙の果てから言い訳を…


申し訳なさそうに、下を向く美佐子は急速に両目をぐるんぐるんさせていたが、夫にそれが見えるはずもなく、


(本当にたまにはゆっくりさせてやらないとなぁ。お袋が退院したら温泉にでも連れて行こうか。それにしても、硬いなぁ)

等と考えていた。



(ドウモ コノ シサクキノ カタノ ヒフハ カタイ ノカ……)




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