運命の扉
プロローグ
親同士が仲良しで、家が隣。物心が着いたときには、いつも一緒にいた。

あたし
汐里
悠人
3人で1つ。

ずっと仲良し。ずっと親友。そう思ってたのに。

いつからかな。
「真帆」
あなたが、あたしの名前を呼ぶ度に胸がきゅっとするようになった。
最初は、これが“コイ”だなんて思ってなかった。
それがやっと“恋”だってことに気付いたときは恥ずかしくて。でも大切で。
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