憧れの染谷くんは、いつも
波に飲まれる
・・・・・
今日は朝からついていなかった。
昨晩疲れていた私は目覚ましのセットを忘れてしまっていたようで、遅刻ギリギリの出社になってしまった。
そのうえいつものクレーム三昧。
朝ご飯も食べられず、昼ご飯も逃しそうだという現実に、軽くめまいがする。
昼休みが終わりそうな時間になって、慌てて財布をつかんで飛び出した。ビルの近くにあるコンビニだったら、何とか間に合いそう。
エレベーターで1階まで降り、エントランスを出ようとしたところで、その痛みは突然やってきた。
「いたっ……」
思わずお腹を押さえてよろめいてしまうほどの激痛 。
(どうしよう、痛い……)
入口ドア付近の壁にくっついてしゃがみ込む。こんなに強い痛みは、今までなかったのに。
せめて薬が入っている自分のバッグがあれば。
今日は朝からついていなかった。
昨晩疲れていた私は目覚ましのセットを忘れてしまっていたようで、遅刻ギリギリの出社になってしまった。
そのうえいつものクレーム三昧。
朝ご飯も食べられず、昼ご飯も逃しそうだという現実に、軽くめまいがする。
昼休みが終わりそうな時間になって、慌てて財布をつかんで飛び出した。ビルの近くにあるコンビニだったら、何とか間に合いそう。
エレベーターで1階まで降り、エントランスを出ようとしたところで、その痛みは突然やってきた。
「いたっ……」
思わずお腹を押さえてよろめいてしまうほどの激痛 。
(どうしよう、痛い……)
入口ドア付近の壁にくっついてしゃがみ込む。こんなに強い痛みは、今までなかったのに。
せめて薬が入っている自分のバッグがあれば。