恋愛と失恋の果てに。
私は、どうしたらいいのだろうか!?
ずっと頭の中でモヤモヤしていた。
そんな事を思っている内に勤務時間が
終わってしまう。
まずい……ろくに会話も出来なかった。
それどころか仕事も……。
一度気にし出すと解決するまで
ずっとそれに引きずってしまうところがある私。
このままだとヤバい気がした。
こんな事を課長に知れたら
余計怒鳴られる。やはり言うべきか……。
私は、恐る恐る課長のデスクに近付いて行く。
「あの……課長。大事なお話があるのですが
よろしいでしょうか?」
心臓がバクバク高鳴ってうるさい。
「何だ?急いでいるから今手短に言え」
「あの……ここだと……ちょっと。
すぐに終わりますので」
さすがにココでは、言いにくい。
仕方がないと溜め息を吐く課長。
そんなに慌てて何か用事でもあったのだろうか?
もしかして……またあの女子中学生に
会うつもりとか?
いやいや、そう思いたくないけど
私は、課長を小会議室に案内する。
急いでいるのに邪魔されたからか、不機嫌そうに
腕を組んでいた。
「何だ?大事な話とは……?」