もしも君を愛すなら……。
「つまり君は、毎日の呼び出しに疲れ果てている訳か」


「そう。まぁ、それは貴方も同じでしょうけど」


やはり冷めた瞳で、俺を見て、言う。


「心外だなぁ。俺は女の子に好かれて嬉しいけどね。……もう一つ質問、良い?」


「どうぞ」


「男子避けの為なら数日でも良いんじゃないのか?」
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