もしも君を愛すなら……。
と同時に、考えた。


俺はまだ、佳穂のことが好きか?


何処が好きだ?


何が好きだ?


分からない。


何せ一年もあっていないのだ。


一年、という月日は、思っていたよりも長かった。
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