弱虫男子
彼女を愛しいと

真剣に思う。


口で言うほど伝わってないんだろうな。


まぁ、

伝わってたら怖がられるかな。


はは



俺は斜め後ろから、

カーデガンを着ている彼女を

眺めているのが

もっともっと好きになった。



毎日毎日

彼女を見ていた。



意地っ張りな俺にも、

これは恋だって

認められるような気さえしていた。
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