弱虫男子
「あれっ!?
クマさんつけてきたんだ?」
俺のかばんにぶら下がった
クマを見つけて
彼女がウキウキした声を上げた。
「おぉ。」
俺は紺色の味気ないかばんにつけた
鮮やかな色をしたクマを手に取る。
誉められるのを待つ子供のように、
次の言葉を待った。
「でもさ、かばんには大きすぎるって!
それちょっと恥ずかし~よ~」
彼女のかばんを盗み見たが、
クマは見当たらない。
なんだか急に
恥ずかしさがこみ上げてきた。
クマさんつけてきたんだ?」
俺のかばんにぶら下がった
クマを見つけて
彼女がウキウキした声を上げた。
「おぉ。」
俺は紺色の味気ないかばんにつけた
鮮やかな色をしたクマを手に取る。
誉められるのを待つ子供のように、
次の言葉を待った。
「でもさ、かばんには大きすぎるって!
それちょっと恥ずかし~よ~」
彼女のかばんを盗み見たが、
クマは見当たらない。
なんだか急に
恥ずかしさがこみ上げてきた。