大切なきみへ


「え!ほんと?」


優しい!さすが〜



「お昼休みな」


「友達と遊ばなくていいの?」



あ、たしかにそうだよね、


「いや、やっぱり花を合格に導かないと!」



「あんたは花華の保護者か」


「まあ親友だかんな」


「はいはい」


由哉とひかりがおもしろくてくすくす笑う


「ありがとう〜」


「しゃーなしな」


そう言って、こつんと私にでこぴんして去っていった。

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