大切なきみへ
(蓮side)
「へぇー彼女と両想いになったんだ?」
「おー」
「良かったじゃん」
付き合った次の日、奏に言うとこんな反応をしていた
にこにこ笑いながら言われたけど、なんとなく嬉しくなさげ…まあ気のせいか
それから奏とは花華の話をたまにするようになった
中学3年生になった今も
「高校、凛星受けんの?」
「うん」
「ふーん」
奏とは中学3年生ではじめて同じクラスになった
同じ部活だから、まあ仲は良いけど、
バスケでは、俺とエースを争っているライバル。
「早く見たいなー」
「興味あんの?」
「さあ?」
…意味わかんねー