大切なきみへ


***











「光希、勝とーな」











ついにやってきたこの日、ドッチボール大会





「おう!」





戦闘、開始だ






「手加減しないから

ごめんねー、王子様」





「うわっ」




…さすが山本

投げるスピードが半端じゃない



今当たった奴は、痛そうに足を擦りながら



「悪い、蓮」





「気にすんな、絶対戻ってこいよ」




「おう!」

















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