大切なきみへ



「まぁまぁ。
久下のお見舞いに行くんだけど翔も行く?」



前からだけど、伶はよめない


どこか余裕があるというかなんというか




「おー、行くいく」




「じゃー決まりだね」










“ピンポーン”




“はーい!”



お姉さんらしき人の声が響いた



「皆ありがと〜。花華、2階にいるから」




「分かりました、はなどんな感じですか?」



「熱は下がったから大丈夫だよ」



ふーんお姉さんはしっかりしてるんだ
…顔とかはそっくりだけどね




“ドンドンドンドン!”



「みんな〜!!



うわっ!」



“ドドドドド”





「は?」





勢いよく降りてきたと思ったら、階段を踏み外すしてこけた。








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